
ピアノ協奏曲のリハーサル環境を最適化する
ピアノ協奏曲って誰のものなの?オーケストラ、室内楽形式、2台ピアノで披露されるけれど、ピアニストのソロリサイタルのプログラムにはなりませんよね。普通は・・・。
- 友人に第2ピアノを依頼、または全部ひとりで弾く
- カラオケ音源があれば一応使ってみるけれど・・・
- 私専用のオーケストラ伴奏をデジタルで作ってもらう
本来はピアニストの練習用に考案しましたが、デモンストレーションとしてリサイタルでピアノ協奏曲を弾いてしまおう、という提案をする演奏会です。
演奏者
Performer

加藤尚子
Pianist東京出身。5歳よりピアノを始める。武蔵野音楽大学声楽科卒業、同大大学院音楽教育専攻修了、同大特修科ピアノ専攻修了。ピアノをE.アシュケナージ、L.シモン、B.ツァック、伊東京子に師事。第39回家永ピアノオーディション合格。第9回及び第15回ベーテン音楽コンクールピアノ部門第1位。第2回Blue-tピアノコンチェルトコンクール優勝。他コンクールにて多数受賞。オーストラリアのゴールドコースト、ブリスベン総領事館公邸にてリサイタルを開催。幼少から通うカトリック下井草教会の正オルガニスト。日本演奏連盟会員。

ミヒャエル・ナナサコフ
Manipulatorコンピューターと自動演奏ピアノを用いてバーチャル・ピアニストとして1991年から活動。Bach-Stradal、Chopin-Godowsky(全曲), Rachmaninoff Piano concerto(2Pf)全曲等の超絶技巧ピアノ編曲の録音を行い、これまで20枚以上のCDを制作。Apple, Spotify, amazon等で配信中。今回の「創案:協奏曲をリサイタルのプログラムに」は加藤尚子と共に2023年から取り組み、レパートリー拡張中。DAWと6つのスピーカーという小さなシステムでピアニストの協奏曲練習環境最適化を提案する。
optimize the collaboration
協演を最適化する
最適な演奏にするための打ち合わせ
オーケストラは当然2台ピアノ版ではなく、また大きな音像の中でのアンサンブルとしてテンポやタイミングの打合せをしておく必要があります。
小ホール舞台やリハーサル室でも
各楽器の音が聞こえてくる方向、それぞれの楽器の発音タイミングに慣れておくことは、これから世に出て行くピアニストにとって有益です。
ピアノ練習室に持ち込むことも
ノートパソコン・オーディオインターフェース・DAWと6つのスピーカーを使用する小規模なシステムなので、広くないスペースでも実現可能です。
ヴァーチャルオーケストラ
ピアノ協奏曲を弾こう
ピアノなし、オーケストラのみ
Audio sample
Rachmaninoff: No. 2, 1st. mov.

Prokofiev: No. 3, 1st. mov.

Gershwin: Rhapsody in blue

Gallery
Some photos from Our Rehearsal
Concert Hall
武蔵野市民文化会館小ホール
武蔵野市民文化会館小ホール
東京都武蔵野市中町3丁目9番11号
演奏会日時 :
2025/9/23 13:30p.m.(開場13:00p.m.)